日本全国の主要都市では緊急事態宣言が解除され数週間経ち、少しづつではありますが世の中もコロナ禍以前の活気が戻りつつあると言えます。この世界規模の疫病が完全なる終息を迎えるのはまだまだ先との有識者の見解があるようですが、とりあえずは一応の事態収束と考えてよいのではないかと小生は考えております。
この度、昨今の世情を鑑みて２年の長きにわたる小生の巣篭り生活に終止符を打つことといたしました。
小生の巣篭り生活中、関係各位の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけして深くお詫び申し上げます。私事ではありますが、山里には先天的な持病がありまして健康には人一倍留意して身を厭えと亡父よりの教えを守っての行動でありますことをご理解ください。今後は感染予防を徹底しつつ、武道武術に係る様々な文筆活動を可能な限り精力的に行ってまいりたいと存じます。
これからは通常通りに開催されるであろう毎年恒例の演武会や武道イベントなどにおける同好諸氏の皆様のご活躍を広く世に報じてまいりたいと願っております。コロナ禍での常在戦場の気構えも、まずは“構えを解く”ことといたします。
川柳を一句
巣篭りが 終われば次は 冬篭り
とりあえず、山里は厳戒態勢を解除します。物々しい甲冑の面頬は装着しませんがマスクは着用します。
