新型コロナ感染拡大第五波が襲来しつつある最中、オリンピックお祭り騒ぎで大盛り上りしょうとしているなんとも理解に苦しむ昨今の日本列島。読者の皆様、ご壮健にお過ごしのことと存じます。
さて、当ブログでも度々取り上げております小生の冠ブロス『山里栄樹の男物和装ブログ』も今年で8周年を迎えました。7月17日にアクセス総数340,000に到達いたしました。数多くの同好諸氏の方々にご高覧いただき、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
このコロナ禍で、風情ある和装を心行くまで楽しむというのは少々難しいのかもしれませんが、日常空間で少しでも和装に親しんでいただき和みと癒しを肌で体感していただきたいと常々思っております。
夏期の男物和装と言えば、一般的には浴衣や甚兵衛が思い浮かびますが、紗や絽の生地で仕立てられた薄物で本格的な夏和装を楽しむのが男和装の上級者なのでありますな～ これに日除け夏帽子のカンカン帽やパナマハットをコーディネートすれば実に完成度の高い男物夏和装と言えます。
また、アンダーウェアー（下着類）と思われているダボシャツとステテコのコーデも、立派な夏和装なのであります。今でいうTシャツと短パンといったところでしょうな。気分はアニメ『天才バカボン』のパパななのだぁ！
夏和装で過ごしていると、どこからともなくチロチロリン～と風鈴の音が聞こえてきて、心地よい涼風が通り抜けていくような気がします。
可能な限り定期的にブログ更新を行っていきたいと思っておりますので、これからも『山里栄樹の男物和装ブログ』をご愛読ください。
楽天ブログ『山里栄樹の男物和装ブログ』の「和装に帽子；夏物」に掲載されている戦前の夏祭りの情景。夏和装にカンカン帽が当時のスタンダードなコーデ。
同ブログの「和装に帽子；夏物」に掲載写真より、
総絞りグリーン系浴衣にヤシのパナマ帽という山里氏のコーデ。
