
いつも当ブロフをご覧いただき御礼申し上げます。
さて、今年から新たな企画を立ち上げました。小生が今まで見た不思議な夢の話を同好諸氏の皆様と共有したいと思い立ち、試みに新企画『小生の不思議な夢の話』を綴ります。
武道武術と精神世界とは切っても切れない関係にあり、昔から古流武術には流祖が夢の啓示で極意に開眼したという伝説が多々あります。神道夢想流や夢想神伝流など流名に「夢」を用いたものも多く、武道武術の修行には潜在意識や深層心理の探求が欠かせないのでありますな~
【2025年師走に届いた喪中葉書】
昨年暮れ、いつものように年末の雑事に追われておりましたところ、郵便受けに三通の喪中葉書が届きました。一通目は旧知の同輩からで、従弟の喪中につき新年の挨拶は失礼させていただきたいとのこと。もう一通は古流武術文化研究會の会員N氏からで、近親者の喪中につきとの旨。最後の一通は春に急逝された師匠の奥様からの喪中葉書でありました。
師匠の訃報は、11月に演武会取材で上京した際に立ち寄った古巣の道場で知りました。亡き師との対面は、道場の奥に安置された遺影でした。ただただ泣いて不義理を詫びるのみの小生でした。あらためて亡き師の喪中葉書が届くと、感傷に浸るばかりでありました‥
今思えば、11月の取材出張での上京も亡き師の導きのまま赴いたような気がします。
【黄泉のカフェで亡き師と語らう】
その数日後、小生は不思議な夢を見ました。
夢の中で小生は、とある大きな演武大会の取材に参加していました。いつものように会場の報道席で忙しくカメラ撮影に追われています。この大会取材に研究青会員のN氏が同行していました。ここ数年は年賀状のお付き合いしかありませんでしたが、N氏とは洞門の稽古仲間でもあり、以前は関連の大会や行事で行動を共にすることも多々ありました。
N氏のご親族には地元でも有名な神社の宮司を務める方がおられ、自身でも宗教的でスピリチュアルな活動をされているようでした。その詳細についてお聞きしたことはないですが、伝統的な神秘行に関わる家系に生まれついた方のようです。
夢の中での大会取材も一段落。このあと、お茶でも飲んで演武大会を振り返えようかと思っていると、N氏から「いい店が近くにあるよ」と、お茶に誘われました。
その店は、南国リゾートにあるようなお洒落なカフェで、二階にあるオープンテラスのカウンター席に腰を落ち着かせました。カフェのテラス席は南に面して、その先には海岸か大きな河岸かあり、晴れ晴れとした青空が広がっています。テラス席の下には古びた商店街があって、まばらな人通りがあります。時刻は太陽が西に傾きかけた夕暮れ前の遅い午後のようでした。
オープンテラスのカウンター席、小生の左隣にN氏が座っています。右隣の角席を見ると、なんと亡き師が座っています。紺色のアロハシャツを着て、薄っすらと日焼けして精悍そうな様子でした。生前、最後に会ったのは10年ほど前で、その時のままでした。師匠は南国リゾートで永遠の休暇を満喫しているといった感じです。リラックス気分でアイスティーを飲みながら歓談した後、お開きとなりました。
別れ際、師匠に「また日をあらためてお会いできますか?」という問いに、師匠は「うむ、そうだね‥」と言葉を濁らせていました。
【不思議な夢の考察】
というのが小生の見た不思議な夢の全容です。小生が亡くなった近親者の夢を見るのは、これが三回目です。ただ、今回の夢は故人の逝去を知ってから、それほど日が経っていないこと。夢の中で故人と会うことに介添えをしてくれた方がいたこと。過去に見た同様の夢とは異なる条件がありました。ただ、今回の夢では亡き師の心からの配慮が感じられ、ただただ感謝しております。あらためてご冥福をお祈り申し上げます。
ネット上でも「あの世の手前、三途の河原にはスターバックスがある」とか、あの世とこの世の境目にカフェや茶店があって、冥土への旅路につく亡者たちの憩いの場があると噂されておりますな。

年明け早々、新たな企画を立ち上げてみました。小生が心に抱えた重荷も、ネット上で公表して同好諸氏の皆様と共有すれば、自ずと軽くなるのでありますな~
この新企画シリーズを不定期で続けたいと存じます。宜しくお付き合いのほど‥

ねこ文士
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