梅雨時の6月、神道では「夏越の祓」が行われる祭礼シーズンであります。全国各地の神社では無病息災を祈る「茅の輪くぐり」など、例祭が執り行われます。どこからともなく祭囃子が聞こえてくる情緒深い時節でもあります。
令和5年6月15日(木)午後、北海道神宮例大祭において恒例の奉納古武道演武が行われました。
長らく続いたコロナ禍の影響で昨年までは規模を縮小して行っていた祭礼の各種行事も今回は四年ぶりにフルスペックでの開催となりました。奉納演武は北海道古武道協会の主催により例年行われる奉納行事の一つ、今回で42回目を迎えます。今年は晴天に恵まれ、初夏を思わせる暑い日差しの中で粛々と行われました。
奉納演武では7演目9流派の古武道が神宮本殿前の特設舞台で公開されています。多くの参拝客が観衆となり、古式ゆかしい武技兵法が披露されました。
奉納演武の模様を写真レポートでお伝えいたします。
奉納古武道演武の演武者一同(参加7団体)
奉納演武;無外流居合兵道
奉納演武;大東流合気武道(大東会)
奉納演武;一刀流剣術
奉納演武;古法諸新流武術
奉納演武;大東流合気柔術(堀川幸道伝)
奉納演武;甲源一刀流剣術
奉納演武;神道夢想流杖術
奉納演武;一心流鎖鎌術
奉納演武;一角流十手術