お待たせしました。久々のブログを更新いたします。
ただいま小生は、”仮住まい”をしております。小生は、二十年前に持病が悪化したため、郷里の生家に戻って療養生活を送ることとなり今に至っております。その生家も経年の老朽化により取り壊して建て替えることとなりました。これは亡父の遺言でもありました。末期癌を患っていた亡父が病床で「近いうちに家を新しく建て替えるからな」と、さりげなく話していました。
生家を取り壊すにあたり、家財の整理と処分に相当な労力を費やしました。亡父の遺品整理、母の終活、小生の幼少期から少年時代の思い出の整理‥生家を取り壊すことを機に、こういったことを一気に行わなくてはならないのであります。
小生にとっては人生における”グレート・リセット”ともいえる実に衝撃的な出来事なのでありました。まあ、リセットして再起動するまで、ちょっと時間がかかるような感じがしました。
解体作業は僅か2・3日で終わり、生家は消滅して更地と化しました。それを目の当りにすると、凄まじい空虚感で打ちのめされました。と同時に、亡父の気持ちを身近に感じたのであります。「よし、新しく建てろよ」と、亡父の呟きが聞こえたような気がしました。
ということで、ここ数か月は生家の家財整理に追われていましたが、仮住まいで心機一転して新たな生活環境で執筆作業に取り組んでおります。