武道ライター山里栄樹のブログ

武道ライター山里栄樹の個人的なブログです

小生の服装の趣味

 コロナ禍の影響下の梅雨。

 ただでさえ服装の選択に苦慮する時期でありますが、そのうえに感染予防に適した服装に配慮しなければなりませんな・・
 その日の天候により蒸し暑さと肌寒さが交代する寒暖の差が激しい梅雨時は、半袖・長袖・アウター・雨具などバラエティーに富んだファッションコーディネートが楽しめますな。まあ、春夏秋冬の季節に応じて衣を楽しむというのが古今東西の服飾文化なのでありまして、ジメジメ鬱陶しい梅雨も服飾を趣味とする人にとってはそれなりに楽しめる時節でもあります。
 和装では雨に濡れるのは少々やっかいなことで、湿っぽい天気は着物にとって大敵。濡れた後のケアを疎かにするとカビや痛みの原因となってしまいます。ただ、この時期の部屋着としては快適な機能を発揮しますね。単(ひとえ)の長着に兵児帯を締めて着流しで過ごすのに最もいい時期ですな。
 さて、ネット上では男物和装研究家とされている小生ですが、TPOに応じて洋服も着ますし、洋服のコーディネートを楽しむ趣味もございます。和服よりも洋服の方が手に入りやすいく、バリエーションの豊富さは比べ物になりません。まあ、小生は和装に限らず服飾文化が大好きなのですな。
 小生、若い頃からプライベートでも外出するときはジャケットを着る習慣がありました。和装で言えば外出に羽織を着ることは至極当然なことなのですな。夏でも麻素材のリネンジャケットが手放せませんでした。秋冬はウールのツイードジャケット、真冬にはその上にステンカラーコートやトレンチコートを着込みます。
 積雪寒冷地で育った小生、冬のファッションを楽しむためにはオーバーコートやパーカーなども多彩に取り揃えました。防寒機能を考慮してミリタリーサープラス(軍用放出品)も愛用しております。
 最近、アウトドアなコーディネートが小生の普段着となっております。一例をあげれば、フッシングベストやカーゴパンツといった感じですね。小生、釣りはしませんが職業柄カメラを扱いますので、フリージャーナリストの取材着といったイメージでまとまっています。
 ここまでの話から「山里は着るものに相当な金をかけているようだな~」と思われがちですが、小生が入手する衣料品の八割以上がUSED品=古着なのであります。一着分の予算で複数着の衣料品が入手可能なのです。

 新品では高価な男物和装を中古で入手するためにリサイクルショップやフリーマーケット、さらにネットショップやネットオークションを徘徊してきた小生は、ついでにUSED洋服もちゃっかり入手していたのであります。和装と同様に入手した洋服も未使用品や希少価値のあるものはネット転売して購入資金に替え、ダメージのあるものは補修して自分で着用しております。
 そもそも服飾文化というものは、リサイクル&リユース&リメイクによって進化と発展を遂げてきたのであります。生活資源を無駄なく有効に活用できるエコで地球にやさしくあるべきですな。

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合衆国大統領(立て看板)とのツーショット 愛用のヘリンボーンツイードジャケットでNEW YORKを散策する若き日の小生。1987年春、NYのタイムズスクエアにて

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  ビリー・ジョエル『NEWYORK STATE OF MIND』 小生の好きなビリー・ジョエルの楽曲、NYといえばこの曲!なのであります。